今年は正武寺様の近隣の子どもたちを中心に40名の参加者が1泊2日の修行体験をしました。
坐禅を坐ることは初めてだという子ども多くいましたが、説明を受けた後坐蒲の上で足を組むと背筋をまっすぐに伸ばし静かに坐禅の姿を取っていました。
昨年7月の記事にもありますが、美濃地区の禅の集いでは毎年写仏を行っています。本年も自分で選んだ仏さまの下絵をそれぞれの手で書き写し、そこに自分の仏さまに感じ取った色を塗っていました。
夜、日が落ちてから懺悔道場(さんげどうじょう)が修行されました。日頃の生活の中で自分が感じていた小さな「わるいこと」。それを紙にしたため、誰にも知らせず仏さまにあずかっていただく儀式です。「わるいこと」を消し去るのではなく。誰かに知らせるのではなく自分自身で認め、明日へとつなげていく。そう感じてもらえたらなと思います。
修行だけでなく、かき氷や花火、肝試しや流しそうめんなど夏ならではの楽しみや、ビー玉ペンダント作りもあり、子どもたちも終始笑顔の1泊2日となりました。