2017年05月03日

関市広福寺晋山結制

4月29日、30日の両日にわたり関市の広福寺において晋山結制(新住職就任式)が行われました。

前日には雷が響き天気が危ぶまれましたが、当日は雲一つなく遠く晴れ渡る空の下、総勢500人あまりの稚児行列に続いて新命(新住職)紀藤昌元師が広福寺の門をくぐられました。

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昌元師は本堂へすすむと、まずご本尊様や広福寺の歴代住職等へ新任のご挨拶の礼拝をされ、その後、本堂中央の須弥壇に登り、人々の幸せの祈願と歴代住職への報恩、檀信徒各家のご先祖様への供養、そして自らの師匠への報恩のための香を焚き法語を唱えられました。

次に参加寺院や修行時代に苦楽を共にした仲間達が昌元師に対し、仏道の真意や和尚としての境涯を問う問答が行われました。昌元師はそれらの問いに対し、真摯に、そして本堂内にいる参拝者にも語り掛けるように答えを返されました。

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この晋山結制で重要な役割を担う首座の配役をつとめられたのは、美濃市善応寺徒弟 雲山一慧師。
大勢の参拝者が見守る中、弟の一周君、一葉君とともに堂々と見事に法問を戦わせ、大役をつとめられました。

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昌元師の今後ますますのご活躍を祈念いたします。
posted by 曹岐青ブロック at 14:21| ブロックニュース